井藤航太(テノール)

10周年おめでとうございます!私は第9回公演で初めて春秋座オペラに出させていただいたので、いわばペーペーですが、これからも出演する機会があればいいなと思います!

ご自身が関わった春秋座オペラの公演名

2018年「蝶々夫人」

その時の印象に残った出来事は?

とにかく舞台装置が美しかったのを憶えています。1幕の最後の蝶々さんとの愛の二重唱の場面では、照明が暗くなって背景には星が浮かび上がりました。
オーケストラの重厚な響きと一体になりながら、「ご覧、全てのものが眠っているよ」という歌詞を歌っていると、闇夜の静寂に包まれた純日本的な田舎の風景が本当に見えるようでした。なんだか胸が熱くなっちゃって、一瞬歌えなくなりそうになりましたが、ぐっと堪えて歌い切りましたね。あれは美しいひとときでした。

京都芸術劇場春秋座 京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター